あー思い出した!
前の日記にも書いた通り、ちょっと前に
Mr.Children Tour 2004 シフクノオト [DVD]
- アーティスト: Mr.Children
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2004/12/21
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (99件) を見る
これはすごいことになっておりました!!!CDのミスチルはなんつーか、普通にいいというか、穴がないというか、なんかズルイんよね。当たり前に良くて・・・なんや言うてる意味わからんな、いや分かる方には分かるはずです。
それがやね、やっぱライブとなるとやね、ミスチルはポップモンスターになるんよ!!櫻井さんが走る走る。ありゃ異常よまぢで。100mダッシュを本気でやってるみたいに走る走る。笑顔笑顔。ジェンとかも楽しそう。よーするにめちゃくちゃええ内容なんよ。中でも「天頂バス」と「タガタメ」は良すぎです、ロック色が強いミスチルはやはり好きです。だから深海も大好きです。
そんなもんで、iPodに入ってたミスチルの楽曲をこのツアー・シフクノオト2004仕様で並び替えたプレイリストを作ってまう、というひじょーに気持ち悪いこともやらかしてしまいました。これを聴いてるといつでもライブ映像を思い出せますな。
そーえいえば、中学2年あたりから僕の中でミスチルはヒーローでした。音楽にちゃんと目覚めるのが遅かったため、だいたいの音楽をリアルタイムで経験していないんやけど、ミスチルだけは運よくリアルタイムでいけました。「アトミック・ハート」を聴いた時の衝撃は今でもユメユメ忘れませぬ。やって最後の最後にOverとかあるんやもん。ずっこいよ。やから次に出た「深海」も衝撃でした。当時の僕ではあまり理解できず、おーいミスチルどこへゆく〜〜〜〜?って感じでした。今となってはいろいろ理解できるし、ほんまに大好きですが。あの声をわざとしゃがれた感じでやってるんとかも、当時は「櫻井さん今ごろ声変わりか?」とか思ってました。だってまだ中3やったからね〜。
そういう風に昔ハマッてた音楽を思い出すと、いつも僕は致命的なミスを犯していることに気付くのです。男子諸君が絶対通るはずであるブルーハーツと尾崎豊を見事にスルーして成長しているのです。これはかなりイタイ。あっいててててててっ。
中学のときにハマッていたのはミスチルとイエモンとボウイとかでした。この三つはとりあえず聴きまくりでした。歌詞が全曲暗記が当たり前でした。ヒロトや尾崎が信仰的なまでに流行ってたのは、やっぱり学生の精神的なものを支えていたからやと思います。そしてそんな僕がなぜブルーハーツや尾崎をスルーして生きてこれたかというと、ミスチルやイエモン以外に当時ハマッていたアニキが一人いるからです。そうです、
- アーティスト: 長渕剛
- 出版社/メーカー: フォーライフ ミュージックエンタテイメント
- 発売日: 2002/06/26
- メディア: CD
- クリック: 31回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
とにかく大好きでした。長渕アニキの歌に、昔の故郷である鹿児島を思い出したもので「いつかの少年」というのがあります。僕はこの歌がとてもとても、とにかく好きでした。
よく口ずさんでました。
「俺の人生はどこから始まり、いったいどこで終わってしまうんだろう。
突き動かされるあの時のまま、そういつかの少年みたいに」
こんな歌詞ですが、中2の僕はアニキに夢中でした。「とんぼ」も「RUN」も「友よ」も「ホールド・ユア・ラスト・チャンス」も「東京青春朝焼物語」も大好きでした。
思い出せば、中2の時の英語の授業である時期だけアメリカ人の先生がいて、その先生に自己紹介を英語でする、みたいな時に名前とあとなんか付け足して言わんとあかんかって、僕は名前を言うたあと
「アイ リスペクト ツヨシ ナガブチ」
と言ったのでした。先生は何言うてんねんこの子といった感じでしたが、クラスの不良の子からは「お前しぶいな〜〜〜」とか言われて、ちょっとうれしくなったのを覚えています。
賽銭箱に100円玉を入れたら釣り銭が出てくる人生を望んだり、嘘はつかない方がいいと分かっていながら嘘をつき続ける人生でも、ひたすらRUNしなければならないと歌っていたアニキは、今に至っても金色のライオンが荒野を駆ける風景を思い描いています。最高に素晴らしいことやと思います。真剣に聴いたことのない方は是非!