人は仕事で磨かれる

この方が伊藤忠の元社長で、バブルの後処理で溜まっていた膿を特別損失4000億円という形で吐き出し、見事会社を建て直した偉大な経営者である、ということを最近まで一切知りませんでした。恥ずかしながら。


とある本屋で背表紙にある「汗出せ、知恵出せ、もっと働け」という言葉を見て、自分と非常に近いマインド、つまりこの人の言う事なら信じれるな。という漠然とした感想を抱いたので、購入。


で結果のところ、自分の仕事観、人間観の形成に非常に参考になりまして、つくづく大切な本に出合えて幸せだな、と思ってます。



自分は、「DNAのランプがつくまで諦めるな」という言葉がすごい好きです。


仕事でしんどいとき、女の子にフラれてへこんでいる時、人間関係に悩んでいる時、そんなときに自分を奮い立たせてくれる本だし、実際丹羽さんの立場だとどう切り抜けるだろう、とか考えると全てがちっぽけに思えてきて、情熱を持って事に当たれそうです。


僕は、「なぜ読書をするのか?」と問われれば、「今の自分を一歩でも更新させていたから」と答えることにしているが、実際そういう本に出会ってみると、興奮しすぎて眠れないくらいです。


この小さな出逢いが、先の大きな仕事に繋がるのかもしれません。



人は仕事で磨かれる

人は仕事で磨かれる