春が二階から落ちてきた。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/06/28
- メディア: 文庫
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最初の10数ページを読んで、
こりゃ、おもしれーぞ。
と感嘆してしまった。
会社の本棚からハードカバーのものを拝借して一気に読んだわけですが、たぶん文庫をもう一度買うことになると思います。
何度も読める本に出逢ったのは、久しぶりだなぁ。
自分の中で、間違いなく村上春樹以来です。
文体も、どことなく似ているような気が…
今にも、1ページ目から読み直せそうな勢いですもの。
この日記を、たまたまご覧になった、そこのあなた。
そう、あなたですよ。
仕事帰りにでも、本屋に寄って、買ってみてはいかがでしょうか。
本を、筋ありきで読まない人なら、ハマリますよ。
そして、このままいけば、年間100冊を超えそうな読書の勢い。
と、仕事からの帰り際に思った。
今日は、仕事でしんどい事が続いて、久々に精神的に疲れていたのだけれど、家に帰ってきて思わずかけたバンプの「リトルブレイバー」になぜか救われた気がした。
”たとえば、日かげで揺れるその花を愛おしく想い、
「どうにかして日なたに」と悩めたら、少し強くなれる”
もう、このワンフレーズが好きすぎて。
こんな風に考えることができる人が、
少しでも増えたら、いいのにな。
社会人になって、色んなものを身に付けた気がして、お金を稼いでいい気になって。
ひょっとしたら、大学1回生の頃から、何も変わっちゃいないのかな、と思った。