明日の記憶、昨日までとこれからと。

明日の記憶

明日の記憶

50歳にして、若年性アルツハイマーと診断された主人公の物語。映画化にもなりまして、主人公役は、ご存知謙さんでした。



映画はまだ観てないのです。


萩原さんの作品は初めて。
最後の、山での陶芸家とのシーンが非常に素晴らしく、ラスト5ページくらいに、とても心を打つものがあったと思います。90歳にして痴呆のオヤジと、50歳にしてアルツハイマーの主人公。この二人のかけ合いが、なんとも言えず、それまで全体的に暗みがかっていた作品の雰囲気に一筋の光を与えてくれます。事態が好転するわけじゃないけれど。

あれは、映画ではどのように再現されていたのでしょうか?


そして本での最後のシーン。
これも、映画では、どんな終わり方になっていたのでしょうか?


本を読み終わったあと、すぐに映画を観たくなりました。