痛み

私は、人生にたくさんはいややだが、傷つくことがもし、自分でも気付いていない、自分の深部を炙り出す痛みなら、私が感じたような濁りのない、正直な痛みなら、たまには、謹んで、味わわせていただこうと思っている。傷つくことは怖いことではない。
                  『おとなの小論文教室』より


愛用している「ほぼ日手帳」の今日のページにこんな事が書いてあったので、ちょっと引用してみた。
自分にもこんな痛みあったかな。1、2個は思いつくかも。でも、しっかり味わってるかと言われれば、・・・だなぁ。ただ、この文章を読んで、すっと胸の中で落ちるものというか、何かひとつ気が楽になりました。信じられないくらいの痛みの中にある方も、実をちょっとかじってみたら、、苦味のあとに甘味が出て来たりするかもしれませんね。
痛みなんて、神様のレシピで前菜にでもしちゃえばいいんだ。たぶんそうだ。
使い方間違ってるけど、誰も気にしちゃいない。たぶんそうだ。