屁っ屁っ屁が出る5秒前。

屁が止まらない。


食獣鹿野淳によれば、食べる量と糞の回数は比例するそうだ。統計学的に言えば「正の相関関係がある」といったところだろうか。鹿野さんは毎日かなりの食物を食っているので、一日に糞を3、4回はするそうだ。


僕は基本的に間食をしない。いつものスケジュールからいくと、朝起きるとだいたい10時ぐらいなので、いわゆるブランチ的なものを食べる。名前はかっこよくても、単なるご飯と適当なオカズである。朝は僕は完璧にご飯派である。一人暮らしの時はさすがに食パン派の仲間入りをしていたけど、実家にいるならまずご飯を食べる。それから学校に向かう。学校の生協でウーロン茶と「乳ボーロ」を一袋買う。これで195円。最近は学校に着くととりあえずこのセットを買っている。それから夜になって家に帰って夜ご飯をしっかり食べる。ご飯はだいたい2杯。そこからは基本的に何も食べない。コーヒーを飲んだり、お茶を飲むぐらいである。


しかし今日は違う。夜ご飯をしっかり食べた後も食いに食いまくった。今まで食いそこなったお菓子を全部取り戻す、みたいな感覚になるほど食べた。理由はわからない。夏に受けて、その存在なんてここ最近になってやっと思い出したような税理士試験の試験結果が来て、今年も数点の差で落ちたことがショックで、その腹いせに食ってるのかもしれない。人は何かを喪失した時にその穴を埋めるように「食べる」のかもしれない。みかんだけで6個、おかきやら柿やら、飴なんて10個以上は軽く食べた。まぁ理由なんてどうでもいいものだ。原因があって結果がある。しかし起こってしまった結果は神様でも変えることなんてできやしない。出てしまった屁がもう一度体内に戻ることがないのと同じように。


屁が止まらない。


こうやってキーボードに向かってる今でも全く止まらない。夕食を食べてから4時間ぐらいで、20発はこいた。いや30発はこいているだろう。何しろ屁をこきにこきまくっている。ひょっとしたら50発までいくかもしれない。いや松井の背番号だって狙えるはずだ。そこから見えてくるものは何だ?世界の王貞治か。僕は狙えるのか?日本で誰も達成したことのない56本目のホームラン、いや屁を。そうだ屁の話しだ。この際、松井や王さんなんてどうでもいい。何しろ屁が止まらないんだから。下ネタでここまで日記を書いたのは初めてだ。日記はその日あったことを自分なりに書き留めるものだし、それが自分にとって今日はたまたま「屁」だったのだ。それだけだ。屁だって日記になるのだ。僕がこいた30発分の1の屁だって僕の中で生きていたんだ。息をしていたんだ。屁をこくということは、まるで飛び立つ小鳥を想う親鳥の心境だ。いつだって「がんばれ、がんばれ」と願っている。そう願っている。


おとついからのカウンター数がすさまじい。たぶんROSSOというキーワードから飛んで来ている方が多いんだろう。なので今日も「ROSSO」ととりあえず書いておきます。特に意味はありません。おやすみなさい。