RIJF2006 3日目

ROCK IN JAPAN FES 2006 @ 国営ひたち海浜公園 8/6

今日はこんな感じ。

フラワーカンパニーズ曽我部恵一BANDYUI木村カエラサンボマスターマキタスポーツ氣志團東京ダイナマイトロケットマンふかわりょう)→BEAT CRUSADERSCHARA→SOIL & "PIMP"SESSIONS→矢沢永吉


本日も横浜発のベイライナーにて水戸まで。そこから会場までシャトルバス。

3日目の今日は、お目当て的なものがサンボ意外特になかったので、基本ぶらぶら。色んなアーティストをちょっとずつ観た感じ。

まず、フォレストでフラカン。年いってるのにめちゃ元気。ベースのグレート前川が坊主になってて、あんま似合ってなかった。それにしても軽やかなベースさばき。それからレイクにて曽我部さん。バンドのメンバー4人が原色の色違いのTシャツに、長髪&少し太めの体系。ジーンズぴちぴち。そりゃ、でかいビジョンに4人が髪振り回して演奏してる姿見たら笑ってしまうよ。どれが曽我部さんか分からんもん。でも曽我部さんマジック最高やった。最初はそんなに人の多くなかったレイクも、気が付けば人でいっぱい。みんな踊りまくり♪最後の「青春狂想曲」に「サマーソルジャー」はすごい気持ち良かった☆そんなにサニーディを聴き込んでいない自分でも良かったんやから、そりゃファンの人にとっては最高やったはず。
その後、フォレストでYUIをちら見。遠くから見てたけど、ちっちゃくてめちゃかわいかった。何より、メンバー紹介の時に発する声がかわいすぎ。この子はモテル!太めのオヤジ達の演奏で熱くなった自分の気持ちも、YUIの声で癒され、そのままグラスへ。グラスでは、木村カエラがライブ中。「リルラ・リルハ」しか曲が知らんので、何とも言われへんけど、ヴィジョンに映る姿は、やっぱりかわいかったよ。ここでも癒される。

みなと屋にて、スイカとトマトを食した後、念願のサンボ。今年初めに出たアルバムがすごいよかったので、ライブをず〜っと観たかったのです。SEがかかる中、ゆっくりとメンバー登場。山口は何やら興奮しているのか、冷静なのか、緊張しているのか、びびっているのかよく分からない表情やった。最初は、ゆっくりとした口調でしゃべり始めて、除々にヒートアップ。そしてなぜか、「上を向いて歩こう」を歌い始めた挙句、山口爆発。そのまま「歌声よ起これ」へ。この日のサンボはほんまに良かった。本日、間違いなくベスト。とにかくしゃべりまくり、吼えまくり。そういえば、今日は8月6日だもんね。そりゃいろいろ考えちゃうもんね。ライブも後半になって山口が話した「あ〜いい空気が流れてるな〜。この空気はジョン・レノンでも、ましてやミック・ジャガーが作ったもんでもない。あなた達が作ったものなんですよーー」という語りが非常に印象的だった。最後の曲が終わりそうになったとき、観客の前の方から「愛と平和」の大合唱が始まった。山口が先導したわけでもないのに。グラスの後ろの方で観ていた僕は、なんだか鳥肌が立った。その大合唱がグラス全体に広がっていく。それを観ていた山口は、なんだか泣き出しそうだった。最後に「みんな、生まれきてありがとう」といってステージから去った。ベースの近藤くんは、精魂尽き果てた体で、ステージの上から観客に向かって土下座をした。そして、そのままステージから下りて、観客の目の前で芝生に頭をつけて土下座をした。その光景がでっかいヴィジョンで映し出されて、僕も何を思ったらいいのか分からん気分にまってしまった。でも、この日のサンボのライブはたぶんずっと忘れへんと思う。あの山口の表情に、近藤くんの姿。何が起こるか分かれへんからフェスは病みつきになる。

初日のエルレに続き、サンボでとりあえず今回のフェスの目的は達成したので、あとはまったり。初めて氣志團のキレのある踊りを観て、DJブースに移動、東京ダイナマイトの漫才を見る。ふつーに面白かったし、けっこう笑ってしまった。それからロケットマン登場。ふかわをチラ見して、またもやグラスへ。

日が傾き始める中、グラスではBEAT CRUSADERS。まぁ、とにかく○○○○コールが聞きたかったし、一緒に叫びたかったわけですよ。一緒に参加したりょうさんがおっしゃる通り、女の子だけの○○○○コールは犯罪もんやと思う。ディスイズ興奮 in ひたちなか。そのまま、レイクに移動してCHARAを観ようとしたんやけど、レイクが人でい〜っぱい。遠目にチャラを観ながら、歌うめーなーと思いつつ、フォレスト大トリのソイルを観るため、移動。

いよいよきました、SOIL & "PIMP"SESSIONS!!今回のフェスはこいつらで締めようと決めてました。メンバー登場。真っ黒なスーツの社長も登場。社長あげる、あげる。観客踊る、踊る♪もう最高にハッピー、我を忘れて踊りまくり。あの風貌にて28歳、社長。元晴さんかっこええ。ダブさんしぶい。丈青のピアノうますぎ。いや〜、こりゃやっべぇすよ。昨日のナツメンにしろ、今年はインストバンドにほんまやられた。もう、かっこよすぎてたまりません><グラスの永ちゃんの時間が近づいたので、渋々移動することに。

グラスでは、3日間大トリの永ちゃんを待つファンで通路までごった返し。日が落ち、ステージが照明で照らされる中、なかなか出てこないロック・レジェンド ザ・矢沢永吉
急にステージの照明が切れて、あたりは真っ暗に。何が始まるねんー!と思ってたら、ステージ袖からハーレーのバイク音。ぶるん〜ぶるん。なんじゃそりゃ〜、と思ってたら、ステージの前から炎がいくつも上がった。なんじゃ、このフェスらしからぬ、ステージ演出。お客さん一気に大興奮。バンドの演奏が始まる中、ゆっくりと白スーツの永ちゃん登場。きた!ロック・レジェンド!そのマイクさばき、そのステップ、その歌い方!まさしく、レジェンドっぷりを証明する立ち振る舞いである。バスの時間があるので、永ちゃんは1曲だけ鑑賞して、帰路の途に。たとえ1曲でも、レジェンドを体感できたのは、良かった。ほんまに良かった。


そんなわけで、至福の2日間が終了。
最終日に知った、みなと屋のスイカの味と、永ちゃんファンの本気度(あの猛暑の中、完璧に白いスーツを着こなしているのです、あの方たちは!)、何よりフェスの色んな楽しみ方を学んだ今回のロッキンやった。2002年に初めてロッキンフェスに参戦して以来、南は福岡まで色んなフェスに参加してきたけど、ようやくフェスを心底楽しめるようになってきた。2日間一緒に行動したりょうさん、ゆーすけさんに多謝多謝。


ありがとう。





イカ、とてもうまかったっす。


永ちゃんにて大円団。